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~厨房屋三度現る~

居酒屋さんの工事も終わり、少しだけ暇になったので、厨房屋さんと話をすることができた。
厨房屋いわく「僕は中古厨房や設備を扱っていて、とりわけ中古厨房には強いです、飲食店のオーナーさんからは先生のように思われていますよ~」

へ~。

「厨房機器を扱ってるとね、内装の話や、出店計画なども話があるんですよ。
だから、これからは内装とかも受けて行こうと思うんですね、しかし僕は内装があまり分からないので、el-Rさんに協力して欲しいんです。」

そんな事やったら、いつでも協力するよ。

など、話をしていると工房el-Rもこれからの展開などに一筋の光が見えてきました。
最初の出会いが最悪の印象だったけど、これからは良きパートナーとして、お付き合いが出来ればいいなと思いました。

それから、1ヶ月が過ぎようとする頃、厨房屋から電話がありました。
「あの~、今ね、大阪でラーメン屋さんの工事をしているんですけど、シロッコファンの結線が出来なくて困っているんです。」

???何で出来ひんの???
まさか、自分で結線しようとしてるの?電気屋さんじゃないと出来ひんよ。

「そうじゃなくて、シロッコファンを天井裏に設置しているんですが、天井がもう仕上がっていて点検口を設置しないと結線できないんです」

はぁ~?そんなん何で先にしこまへんの?で、どうすんの?

「点検口の設置の仕方教えて下さい」

ひとつひとつ丁寧に教えようとしましたが、ぜんぜん伝わらない。

「こうすればいいんですか?」
ちゃう、こうするねん。

「こうですか?」
ちゃう!

「あっ、こうしたらいいんですね」
アホやろ?

電話で話してても埒アカンから、いったるわ。場所教えて?

「今から点検口を買いにいくんです」
なめとんか?

そんな、やりとりをしながら、結局厨房屋の事務所で待ち合わせをし、el-Rの従業員Dを派兵しました。遅れて私もDを迎えにいきました。

無事、点検口も付き、これで結線できるなと思いながら現場を後にしようとしたときに振り返ると厨房屋さんは近所のおじさんに「やかましいわ!いつまでやっとるねん!」と怒鳴られていました。

それもそのはず、お店の前でフードの開口をディスクサンダーでものすごい音を出して切っていました。

そら怒るわ、その時時刻は午後9時を回ってた。
これから先が思いやられるわ。はぁ~。


この時から笛の音が微かに聞こえてきたように思えるが、まだ僕は気付いてない。。。




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~再会~

しょぼい出会いから1年が過ぎた頃でした。
突然、あの厨房屋から電話があり「覚えてますか?」と言ってきた。

「覚えてますよ」というと、
「以前大阪でのel-Rさんの仕事を見せてもらって、是非いま計画中の居酒屋さんの施工を頼もうと思って、電話しました。」

「ふ~ん、で?」

「一度、打ち合わせしたいのですが、時間ありますか?」

「あるよ。」

で、厨房屋の事務所にいきました。そういえば、以前来たときにはいい印象が無かったな、今回はどうかな?

話を聞くと、居酒屋さんの内装をして欲しいとのこと。
いいけど、なんでウチなん?と聞くと、以前のお好みやさんの施工に感動したとのこと。

悪い気はしないけど、はじめての仕事依頼は慎重にしないとアカンと思いこちらの条件などを話し合いました。

すべては、見積りしないと始まらないですね。

現地調査をし、見積りを持って厨房屋さんへ行って打ち合わせを進めていきましたが、どうしても施主さんの予算と合いません。

施主さんの人柄もいいので予算内に納まるように、厨房屋さんと分離発注という形で受けました。
というのも、厨房屋さんにも設備業者がいるのでそれは厨房屋さんが手配するとのこと。

el-Rは予算内でできるまでの所までという形です。

工事も進み、お店も完成し、オープンもしました。
当然最後は代金のお支払いとなります。

最終金の支払いで不安的中というか、よくある事というか、残り20万ぐらいやったかな?を一ヶ月遅れて受け取りました。

1ヶ月遅れならしかたがないなと思い条件を飲みました「その代わり仕事まわしてね」というと
「わかりました、これからもよろしくおねがいします」

「こちらこそ」


この時も、まだ笛は吹いて無かった。




~出会い~

もう4年も前になるだろうか?
残暑が厳しい9月のことだった。

以前勤めていた会社を辞め、独立して最初の店舗新装工事を請け負ったときでした。

気分も新たに新装工事の準備を進めていたとき、厨房機器の見積りで作業が止まりました。
と、ゆうのも前の会社からの業者に見積り取るか、せっかく独立したんやし新規で業者を開拓しようかと思案していました。

私は後者を選択し、以前から気になっていた「中古厨房」の大きな看板の店に行くことにしました。

その店に着き、新店舗の図面を持って奥の事務所らしきところに向かいました。
なるほど、中古厨房の看板に偽りなしか、中古の厨房機器が並んでいる、少しは期待出来るかなどと考えながら、事務所に入りました。

出迎えてくれたのは、少しオドオドした40歳くらいのメガネをかけた人、あまり人の目を見ない人でした。
まあ、外見で判断するのはアカンと思い何点か質問しました。

el-R 「看板に中古厨房って書いてるけど、この店に並んでいるやつ以外も入れれるの?」
厨房屋「はい、いってくれたらなんでも用意します。」

el-R 「厨房計画もできるの?」
厨房屋「はい、何百件もの厨房をお世話してきました。」

ほう、これは期待できるかな。

el-R 「こんな店を店を作りたいんやけど」、と新店舗の図面をみせました。
しばらく、厨房屋は黙り込んで、図面とにらめっこしてましたが、ようやく口を開き出てきた言葉が

「これは無理ですね」
はあ~?なんで?

厨房屋「この厨房計画じゃあ駄目です、これは無理があります」あ~だ、こ~だと厨房の事を話しだし、これはこ~で、あれはこ~でと、やっても無いのに無理やとぬかしやがる。

やはり、コイツには無理か、まあ結果は分かっていたが少しは期待したのに残念や。
というのも、この新店舗はなかなか難しい物件で、業種はお好み焼き・鉄板焼のお店で、5坪ほどの広さで、カウンター7席、4人掛けテーブル席、トイレも完備。

普通にプランすれば無理でしょうね。しかしこのプランを考えたSさんは、なかなかうまく図面に落としていました、たぶん相当考えたやろうね。

その努力を工房el-Rが形にしてあげるよ。まかせなさい。

el-R 「無理ならしゃ~ない、他あたるわ。あ、食洗機が有ったら教えてな」
厨房屋「すいません。食洗機は探しときます」の言葉とは反対にメガネの奥の目は笑っているように見えた、あたかも「できるもんならやってみろ」と。

・・・・できたよ。

できたお店は、大阪新町の顔ともいえるほどの繁盛店「鉄板焼 介」

そして、頼りない厨房屋から連絡があり食洗機がはいったので納品にいきますと、
さあ来い、厨房屋アンタが無理やといったお店が現実に存在するのを見てみなさい。

当然、厨房屋は驚きを隠せずオドオドしてました(もともとオドオドしてたが)
納品も終わり、代金を支払って完了。

もうアンタには用はないよ~さよなら~、食洗機ありがとね。



4年前の秋、まだこの時は笛はなっていなかった。


夢の具現化がこちらになります。
店内の画像です、

mennya-teru.jpg

こっちが外から見たお店です。
mennya-teru1.jpg

思いっきり変わりましたね。これで完成です。
OPEN後は経営者さんの腕の見せ所ですかな(笑)。

あ、誤解なきよう説明しますが、アフターフォローはちゃんとしますよ。

はっきり言いますが、工事で100パーセントの施工っていうのは無いと思います、100パーセントにどれだけ近づくかの勝負です、また僕たちはそれを目指して工事に望みます。

その分、アフターフォローには力を入れます。それが、施主さんとのコミュニケーションになり、信頼関係などがそこでより親密になったりします。

当然、オープン後の追加などが出てきたりします、たとえば棚がもう一枚欲しいとか、新メニューの為の設備など、オープン後の展開などにも関わってきます。

それが、店舗屋という仕事だと思います、お店だけを作ればいいという業者では務まりません。
かといってコンサルタント気取る気も無いです。


夢を具現化した1スタッフとして認識してくれれば幸いです。
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