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~紹介したのが・・・~

そら自分達の手で工事すれば、儲かるわな~。
いつもは猫なで声で「助けて下さい~」という電話をよこす厨房屋からあまり電話がこなくなって僕はそう呟いた。

少し寂しい気もするが、夜中工事が無くホッとしていた頃、厨房屋から電話がなった。
着信の表示を見ながら、そろそろ僕の出番かな?などと考えながら電話を取った。

「あの~・・・」
ほい来た!

「相談が・・・」
はいはい!さあ、早く、助けてと言ってみ~。

「電気やさん紹介して下さい」
なんじゃ、そら!!

テンションだだ下がり状態で話を聞くと、なんでも予算が相当厳しい工事を請けたみたい。。。
ああ、いつものことやな。
今回は電気工事だけなんですという厨房屋は僕の事を何と思ってるんやろ?
ウチは店舗屋やで?当然電気工事から何でもできるんやで?

本当ならel-Rを通してくれないとアカンけど、ウチを通すと社会のルール上経費などは乗ってくる。

日頃から厨房屋さんを盛り上げて仕事をタッグ組んでこなして行こうと話しているので、
ここは、厨房屋に儲けて頂いて、もっと仕事が取れる環境作らしてやろうか。

というのも店舗屋にっとってお店造りは最大の広告なんですよ。
あの店工事した、この店造ったなど、逆にその店のお客さんからお店の方に、この店はどんな業者が造ったんですか?などなど、広告効果がかなり見込めるんで、ここは元請け厨房屋としてがんばって仕事が転がり込む環境になれば、ウチにもそれなりの工事が回ってくる。

いいですよ~電気屋さんにいってみるわ~
ただ、支払い関係だけはちゃんと支払いしてあげて下さいよ。

電気屋さんに連絡。
あのオッサンをちょっと助けてやってくれへんか?
「ええけど、直接やってええんか?なんぼかバックしようか?」

いらんいらん、その分協力してやってくれ。
「わかった。ホンマにええんか?」

ええっちゅ~ねん。ただ支払い関係だけはしっかり話ししときや?
「わかった。ありがと~」

その後、電気屋さんと厨房屋さんが直接話しをして現場下見の日取りなどを決めたので、最初やから僕も同伴することに。

僕と電気屋さんが現場につくと、厨房屋と大工さんMがいました。
工事内容を聞き、工程を決め、工事のすり合わせをして代金の話になりました。

厨房屋「器具などはこちらが用意します。すいませんがこの金額でお願いできませんか?無理なのはわかっているので、この金額で出来るところまででいいです。残ったらこちらでなんとかします。」
電気屋「じゃあ、ここまでやりますので、後はお願いできますか?」

厨房屋「ありがとうございます、そこまでやってくれたらなんとかなります。」

工事範囲も決定し、僕もホッとしました。
じゃあ当日に。現場を後にしました。後は双方うまくやってね~。


その工事当日。
電気屋さんから電話。

???えっもう終わったんかな???などと考えながら電話を取りました。

「あのな~厨房屋が来ないぞ~」


忘れ取った・・・、あのオッサン時間に超ルーズやった・・・・
ごめん、電気屋さん。

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~小悪魔の誕生~

ある日、メタボ厨房屋から電話があり、話をしました。

「この度、あの大工さんMがウチに就職することになりました。」
へぇ~よかったですね、これからは営業に専念できますやん。

「そうなんですよ、えへへ、これからはMに現場まかせて自分は営業しようかなとおもいまして・・」
それは、いいじゃん。しかし、ウチへの仕事なくなるやん?ま~いいけど。

じゃあ、ウチの仕事も請けれるやん?
「そうですね、そういうこともできますね」

あんまり期待できひんけど・・・なんか簡単な仕事があればまわすね。
「ありがとうございます」

で、今はなにしてるんですか?
の僕の問いに、少し躊躇しながら、
「実は今、西中島でら~めん屋さんを工事しています・・・」

???ありゃ???
俺そんなん知らんし。てかウチに一声も無いのね?
「実は、今事務所をある工務店から間借りしているので、どうしてもその工務店さんに工事を頼まないといけなかったんです・・・」

意味わからん。にしてもなんか言って下さいよ?
前の工事の時めっちゃ負けましたやん?
「すいません・・・今回は勘弁して下さい、次は必ず。」

たぶん、次もその工務店やろ?まあ別にええわ、終わってることやし今からなんだかんだいってもしゃ~ないし、またなんかあったら言ってな?
「わかりました。でね、そのら~めん屋さんももうすぐ終わるんですが、Mが段取り悪いんですよ~」
あら、早くも愚痴ですか?

「el-Rさんとは大違いですよ、ホンマに段取り悪くて僕寝てないんですよ~」
いつもと変わらんじゃん。

「あいつのせいで、赤字ですよ。」
それも変わらんじゃん。

わかってて雇っているんだから、そんな愚痴、俺に言っても意味無いじゃん。
まま、とりあえず頑張ってね、施主さんに迷惑かけないようにね。
ウチの助けがいる時は遠慮なくいってね。

「そうそう、今度京都でBARを改装するんですが・・・」
無理!

「・・・そうですか、またなんかで助けてくださいね」
わかりました、京都は無理やけど・・・というのも、どうせまた夜中に呼び出すんでしょ?大阪ならまだ行けるけど、京都は辛いよ、ホンマに困ったら連絡してね。

小悪魔Mが誕生し、西中島のら~めん屋さんと京都のBARも無事OPENしたらしい。
最後はかなりドタバタ突貫工事で徹夜の連続だったらしいが。。。

西中島のら~めん屋さんに入った水道屋さん曰く「Mだけのせいじゃないですよ、厨房屋さんがトイレのタイル貼ってましたよ、素人がタイル貼って、しかもガタガタ。当然トイレのすわりが悪くて取り付けできなかったんですよ。その後またタイルをハツッて、ちゃんとタイル屋さんに貼ってもらって、なんとか納まりましたけど・・・」

アホやな。そんなん繰り返してたら、そら赤字になるわ。



内輪で足の引っ張り合いをする厨房屋。その後も共食いを繰り返していくのを僕は黙って見ていた。


~俺ってば、人がよすぎる?~

ら~麺やさんも無事OPENし、残るわ代金の回収のみとなり、普通に待っていた頃。
なかなか連絡がないので、電話してみることに。

あのラーメン屋さんの支払いはどんな感じ?
「あって話しましょう」という厨房屋。

で、待ち合わせして、話をすることに・・・。

「今日はこれだけでいいですか?」
・・・足りないね・・・まま、建築業界ではよくある事、ここは我慢かな?
これからも一緒に仕事するわけやし、ある種、運命共同体的なものもあるからね。

まあ、ウチは月末までにもらえたらいいですよ。
それと、いっておくけど。今回は次もあるっていう事で、ウチも結構泣いてるし、追加工事も一切請求してないんやから、しっかり頼みますよ。

「ほんとうに、ありがとうございます。がんばりましょう」
調子いいね・・・たしかに厨房屋はたくさんのお客さんをもっているし、これからも良きパートナーとして、いろんなお店をつくりたいですね。

しかし、ウチも仕事として看板しょってるので、ウチの協力業者さんには泣いてもらう訳にはいかない。職人さんの生活も背負ってるからね。しっかりと代金の回収するのがテッペンの仕事。

回収出来なければ、自腹切って業者さんや職人さんに支払うのが仕事。
リスクも一緒に背負うのがテッペンです。
だから、皆ついてきてくれるのです。

時間は流れ、月末になり厨房屋と連絡を取り、残りの代金を回収する時、またしても足りない・・・
ウチも業者さんに払わないとアカンのに・・・。
シャ~ない、自腹きるか。

またまた時間は流れ、一ヶ月が過ぎ二ヶ月が過ぎた頃に連絡とってみました。

どんな感じですか?
「すいません、もうちょっと待ってください」

別にいいけど・・・話は変わるが、クレープ焼器ないですか?
「ありますよ」

じゃあ、現物支給で相殺しませんか?
「そっちの方が助かります、厨房機器を入れさしてもらう方がありがたいです」

話は決まりましたね!

代金を相殺し、何とか回収できて、ホッとしました。
クレープ焼器を受け取る時に、少し説教いたしました。

あのね、ラーメン屋さんする時にね、まけてくれというからまけましたよね?
で、多少やけど追加もあったのは僕泣きましたよね?
それは、今後のこともあるし、貴方が金銭的に少し困っているのが見えたから、こうして協力してるんですよ?
ウチも資金的に体力ある方じゃないんで、その辺わかってくださいね?
ちゃんと施主さんにも説明して、追加や支払いなど詰めていかなアカンですよ。
安請け合いばかりしてたらあきませんよ。結局泣くのは僕ら下請けなんですから。

「ほんとにすいません、いろいろありまして・・・」
「今度相談に乗ってください・・・」

その言葉の裏には、なにか問題が見え隠れしていました。
現実の社会。綺麗ごとでは済まされない現実の社会が、あのメガネの向こう側に広がっているのを僕は感じていた。。。

ただ、今回の代金が終了したという安堵感からか、またしてもオヤジギャグを繰り返すメタボちゃん。
ただ本当にシバキたくなった。


この後、建築業界の荒波、社会の荒波に飲まれて行くのを、陽気なメタボちゃんを放置している僕たちはまだ知らない。



・・・なんか壮大な話やな~。現在も進行形のこの話。
そ~いやこんな事もあったな~とか、しまった書き忘れたとか、たくさんあることに気が付きましたが、
まま、そこは軽くスルーします。
とりあえずは現在までを簡単に書いていこうとおもいます。
といっても、まだまだ追いつきません。
悪魔はいつ笛をふくのか?乞うご期待(笑)




~2年前・初夏~

パン屋さんが終わり、また1,2ヶ月過ぎた頃、例の厨房屋さんから電話がありました。
「あのぅ、今度らーめん屋さんを手掛けることになったので、協力お願いしたいんですけど・・・」

いいですよ~、待ってましたよ。
てか、貴方いきなり引越ししましたね?連絡ぐらいくださいよ~。

「すいません、すこしバタバタしてたもので、今はA市にいます」

あら、離れましたね~。まま、現地で打ち合わせしましょう。

ということで、現地で打ち合わせ開始、ほんでもって見積り開始。
見積りも上がり、提出。

当然というか、金額調整。以前やった分離発注方式を採用。
造作はウチ。水道・電気・ガス・空調・厨房設備などのは厨房屋さん。

「すいません、これかららーめん屋さんが多くなるので、まけて下さい。これからもようけあるので・・・」
たのみますよ~、値引きするよ~、今後もたのむよ~。で50万の値引きしました。
そのかわり、見積り項目以外は別途で、納まりとかはまかしてくださいよ。

「わかりました、ありがとうございます。」

工事が始まり。
厨房屋の業者たちとも僕が打ち合わせしながら工事が進みました。

当然、現場が始まると、ココこうしたいとかが出てきます。
当然、追加工事になります。最初に見積りを出してGOがかかるので、ベースは見積りにあります。

見積りに無い項目は、協議して決まります。サービスになったり、追加工事になったりと、すべて協議によります。
元請け業者はしっかりと施主さんと話を詰めるのが最重要の仕事です。

最初にガクンと下げているので、ある程度は追加で頂きたいですね。
僕は厨房屋が元請けなので、しっかりとその話はしてくれてると安心してました。

なので、僕は工事を進め、案の定夜中に取り付けをしようとする厨房屋を少しおこりながらも順調に工事が完了。その時ですが、厨房屋に僕と同じように夜中に呼び出されたS設備という人がいました。

彼は厨房屋のフニャフニャした指示にも、丁寧に作業をこなしていました。
へ~、厨房屋さんにも、なかなかパリっとした人おるんや~と感心しながら作業をみてました。

と、いうのも以前の厨房屋な現場に入っていた大工さんMの仕事ぶりは???が多く、作業が進まずギリギリで突貫工事をしている印象があるので、テキパキ作業するS設備さんには関心しました。

なんだかんだとお店はOPEN。よかったよかった。



のちに、S設備・大工さんM・厨房屋と、すべてを巻き込む問題が起こる事はこの時もまったく気がつかなかった。






 ~夜に舞う厨房屋~


前回から1ヶ月か2ヶ月過ぎた頃、例の厨房屋さんから電話が鳴った。

「あのぅ~ちょっと現場見て欲しいんですが・・・」
いいですよ、場所はどこですか?

話もソコソコに、現場に到着。

「この物件を、パン屋さんのセントラルキッチンにしたいのですが・・・」
なるほど、なるほど。

その物件は国道沿いにあり、なかなか面白そうな物件で、厨房屋さんや僕らも心を躍らせ、現場を調査し、ここはこうするとか、あそこはどうする?などと打ち合わせをして、見積りをすべく別れました。

見積りを提出し、納得価格でGOサイン。
いざ、出陣!

大工達と軽快に不要物を撤去、補修、間仕切り。
撤去物を処分。楽勝ですね~と喜ぶのもつかの間、ふと床を見ると何故か水がたまってる。

???・・・あまり見たくないが・・・見上げないとアカン?

見上げると、天井が濡れている。。。
現場下見のときは晴れ、今日は雨。

最悪~、雨漏りを直さないと内装工事ができひん。
しかも、業者や職人さんの手配ずみ。

慌てて電話してすべてキャンセル、元請けの厨房屋さんに電話。
雨漏りの調査、防水などをどうするか?などを話して施主に連絡。

施主さんは不動産屋さんに直さすとのこと。
じゃあウチは雨漏りが解消されるまで待機か?

直る日を教えてな。すぐ業者さんや職人さんを手配するから。。。

それから何日かが過ぎ厨房屋さんから電話がありました。
「あのぅ~、例のパン屋さんの件ですが、白紙になりました。」

あらら、またどうして。

「不動産屋がなかなか動かなくて、施主さんがキレちゃいました。で、かかった費用は払うそうなんでお幾らですか?」
そんな事ならしゃ~ないなぁ、大工さんの日当と、撤去物の処分費だけでいいよ。
楽しそうな現場やったのに残念やな、職人さんたちには完全キャンセルって言っとくわ~。

「ありがとうございます、でね、今度はパン屋さんの今の店舗を少し改装しようとゆう案がありまして、現場見に来てくれませんか?」
いいですよ、場所と時間おしえて。

で、待ち合わせたのがパン屋さんに夜8時くらい。

夜に下見とかは全然平気な僕ですが、いつもより元気な厨房屋がそこにはいました。
異様なほどのハイテンション。神をも恐れぬオヤジギャグ。さらにそのギャグで自分で爆笑。

このオッサン完全な夜型人間やな。などと思いながらギャグには放置プレイで完全無視。
僕も慣れたもので、相手するとオッサン止まらんから話が進まんので、放置。

誰も相手してくれないから、おとなしく打ち合わせに移行する厨房屋の全身には力が有り余っているのを僕は確信した。

そして、その夜は厨房屋のメガネがダイクロハロゲン球に反射して妖しく光っていた。。。


キモっ。



~時を越える厨房屋さん~
 ~時をかける店舗屋さん~

なぜ、彼の事がほっとけないんだろうか?いじられキャラのおっさんやけど何故か憎めない。
それは、彼に仕事を依頼している施主さんも同じ感じだそうです。

???不思議です、容姿はリアル「パタリロ」な感じやし、背も大きいから邪魔やし。
めちゃめちゃ不器用やし、不思議です。

彼本人の段取りの悪さで、いつも徹夜工事が多いです。近所迷惑も省みず。
よく、昨日と同じ服を着て、同じ事いうので、僕はいつも「デジャヴ?」と勘違いします。

はたまた、僕自身、時をかけてしまったのか?そういえば、ローソンの便所の芳香剤がラベンダーやったし。まさか、とは思いましたが、何のことは無い、厨房屋さんが昨日と同じ服きて同じ事言っただけでした。

段取りの悪さは最強ですね。なんでいつも夜中とかに電話してくるのか、ぎりぎり突貫工事なのかきいてみました。

彼曰く「1日とは24時間あるんですよ」
たしかに、24時間ありますよ。

「単純に8時間労働として、3日分ですよ」
たしかに、3日分ですよ。

「3日間の仕事を1日でできるんですよ」
たしかに、1日で出来ますよ。

「3週間の工事を1週間でできるんですよ」
はいはい、たしかに理論上はできますね。

。。。。あのね。
言わして貰いますが、だからといって3週間のうち最初の2週間は現場ほっておいていいなんてことは無いんですよ。
3週間の工期をもらっておいて、なにしてたんですか?もっと前になんで材料やら職人やら段取りしないんですか?なんで貴方が塗装してるの?素人が塗装できるの?それにお金を出してる施主さんナメてる?塗装屋さんナメてる?サービスでしてるならいいけど、店舗屋さんナメてるとしか思えない。
それに、1日24時間あるとか言ってるけど、貴方結局、朝方力尽きて昼過ぎまで寝てるじゃん!

。。。てな具合にコンコンと説教しました。わかってくれればいいけど・・・。
僕の方が年下ですけど、店舗屋の仕事をこれから請けて行く彼には、どうしてももっと仕事を理解して欲しかったので、すこし熱く語ってしまった。
それが彼に大きなプラスになると信じて。



甘かった。




ええ加減しんどい話題やわ。

まだまだ先は長いので、じっくりゆっくり書きますが、この話題はまだまだ先が長いですし、シャレにならん事まで書くことになりそうですね。

しかし、事実を捻じ曲げてまで書く気はサラサラ無いです。
工房el-Rという看板背負って書いてるので、事実のみ書こうと思っとります。

ホームページとも直結していることなどは無視しましょう。


前回の最後に甘かったと書きましたが、説明おば。

看板取り付け当日のこと、現場に僕たちが到着したら、誰もいない???
おかしい、24時間体制で現場に臨むとキッパリいいきったのに。。。。

早速電話してみる。
すぐ、通話できました。なにしてんの?まっとうで。いまどこですか?
「すいません、今から、材料持っていきます。」

早くね~。まあ、僕らやからいいもんを、ほかの職人さんやったら帰ってるで。
「すいません、いそぎます」

彼が到着したのは、お昼前。
材料が届いて、作業開始。

で、塗装屋さんは?
「呼んでないです」

なんで、木の看板やろ、しかも外部やでキシラ(キシラデコール:防腐塗料)とか塗らんとあかんで。
「すいません、塗ってください」

はぁ?まあここで話してても始まらんからヌッたるけど、ネタあるの?
「はい、買って来てます」

最初からそのつもりなのね?まぁ、ええわ。
で、大工さんに看板を組んで頂いて、すぐさま塗装しました。

看板もついて、施主さんも喜んでくれました。

「あのぉ、いくらにないりますか?」
申し訳なさそうに、工事代金を聞いてくる、厨房屋の顔は髭が伸び、昨日と同じ服。
ああ、俺もよく徹夜したなぁ、なんか頑張れよと応援したくなりました。

しかし、仕事は仕事。ウチが僕を入れて3人、それと大工さんが1人の計4人での作業。
本来なら、それに見合った代金の請求ですが、困ってるのは分かっていたので、

大工さんの日当だけでいいですよ。ウチはええわ、なんか仕事頂戴な。
「ありがとうございます」

てゆうか、前の点検口の取り付けも無償でやっとうねんから頼むで。
「わかりました、ありがとうございます」

その後、その現場に夜中に呼び出されてテーブルの設置などやらされました(笑)
しかも、また無償で。僕って人がよすぎるんやろか?

何とか無事にOPENできたので、よかったよかった。

なんとなく、彼のルーズさが見えてきた。

~4度目の厨房屋~

三度現れてから、2ヶ月が過ぎようとし、その間には連絡なし。
まあ、こちらも忙しいので気にもとめずにいた頃、携帯のベルが鳴った。

「あの~・・・助けて欲しいんです」
この猫なで声の主は厨房屋さんではないか。

どうしたんですか?
「今、神戸の元町で焼肉屋さんを手掛けているのですが・・・間に合いそうもないので、手伝ってほしいんです。」

別にいいですよ、ウチはなにすればいいんですか?
「看板を取り付けて欲しいです。」

どんな看板ですか?
「今から作るんですが・・・」

またかい?相変わらずギリギリまでほっておいたのね?で、看板屋さんでつくるの?
「間に合わないので、現場で作ります。木の板貼りの看板で、材料は買ってきます。」

はぁ?大工さん現場に入ってないの?
「大工さんには、店内の工事が残っているので、そっちをやってもらってます」
「お願いします、助けてください。」

わかりました、なんとかしましょ。で、いつからですか?
「できれば明日」

げっ、えらい急やな、けどなんとかせな、お客さんに迷惑かかるなぁ。
とりあえず、今日に現場みにいくわ。
「ありがとう、ございます」

現場に向かう道すがら、大工さんに電話して、なんとか明日来てくれと段取りし、進行中の現場の段取りもし、問題の現場に到着。

案の定、現場はぐちゃぐちゃでした(苦笑)、取り急ぎ依頼された看板の収まりや材料を提案しOKが出たので明日に備えました。
まぁ、せっかく来たので、店内をパトロール(笑)、ありゃぁ~あと1週間は掛かるねこれは・・・。

引渡しはいつなんですか?
「3日後です。(キッパリ)」

突貫ですね、24時間体制なら何とかいけるかな。
「そのつもりです(キッパリ)」

おおお、いいきりよった。じゃ、頑張って下さい。明日はうちのD君と大工さんとYさんで看板するわ。
「お願いします」

段取り的に明日の夕方くらいには出来るなと楽勝やね。
などと考えながら現場を後にしました。


甘かったね。



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